ムラセ

お中元の季節です。

この時期、我が家のインタホーンはよく鳴ります。

「ピンポーン、お届けものでーす♪」

玄関へ出て行くと、宅配さんが

「ムラセさんですか？お届けモノで~~~す」

と言われます。

えー、ワタクシ、ムラセではありません。

ムラセという人は、どうやら我が家の前の人。

建築会社を通して土地ごと買ってるので、前所有者のことは知らないのですが、

隣のおばちゃんに聞いたところによると、ムラセ＝前の持ち主さんらしい。

なので、

「いいえ、ムラセではないです。たぶん、前に住んでた人なので、住所は合ってますが、ｳﾁではありませんよ」

と、毎度宅配の人に説明します。

郵便局は一度言うたら、もう来なくなりましたが、宅配業者は何度言っても「ムラセさん?」とやってきます。

そしてこのムラセさん、えらいさんだったようで、宅配さんが夏と年末にいろんなものを手にしてかなり頻繁にやってきます。

先日は、食べごろ時期の明記された産地直送の桃を一箱抱えた宅配さんが「ムラセさん？」とやってきました。

おもわず、「ﾊｲ、ムラセです！」と言ってしまうところでした。

旨そうな桃の誘惑に負けるところでした。

去年も、秋口に

「新米！新潟こしひかり！」

とデカデカ書かれた10KG米袋をうんしょうんしょと運びこみ、ムラセさ～ん、お届けモノです、と来たので、

これまたムラセです！と言いかけました。

ここ猫の肩で、悪魔が

「ムラセって言っちゃいなっ」

と、囁きます。

お願いなので、宅配さん、うちがムラセではないことを配達地図に明記して置いてください。

ここ猫、意志が弱いので、もうそろそろ

「ムラセです」

と言ってしまいそうです。

贈る方達も、もう3年なんでいい加減、贈るのやめてください。

いや、ここ猫宛でじゃんじゃん贈ってください。




さて、昨日はぴんきちさんが娘さんを連れて遊びに来てくださいました。

生こはちゃん、超可愛かったです。

とっても愛らしいのに、さすがぴんきちさんのムスメ、笑いのﾂﾎﾞも押さえてるこはちゃん。

ここ猫、虜です。

















とってもおいしいケーキを持ってきていただいちゃいました。

色々いただいてしまって、すんませんっ。

ぜひ、またゆっくりと、ちびこまと遊んでやってください。